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カテゴリ:つれづれ( 30 )
岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》に再会したこと

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先日行った美術館で、昔好きだった絵とおよそ20年以上ぶりに再会しました。
あまり下調べせずふらりと行ったコレクション展だったので、意外な再会がすっごくうれしかった^^
場所は竹橋の東京国立近代美術館。
なんと、このフロアはフラッシュを使わなければ撮影OKなのでした。
最初の画像は、喜んで写真を撮る私。一緒に行った友人が撮ってくれました^^



その絵はこちら。

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岸田劉生(1891‐1929)
《道路と土手と塀(切通之写生)》
1915年 油彩、キャンバス56×53 cm


喜びに手が震え、どうにもゆがんだ長方形に撮れてしまいましたが、、笑
私がこのまえ観た、額に飾られたところを綴りたいので、この写真でご紹介します^^


もうちょっとちゃんとした画像と作品解説は、こちらのサイトがわかりやすいと思います。
 → 鑑賞教育キーワードmap



岸田劉生といえば、《麗子像》が有名な大正~昭和初期の画家です。
この《道路と土手と塀(切通之写生)》も、かなり有名な作品で教科書に載ったりしています。ご存知の方も多いかと思います^^
 → ウィキペディア 岸田劉生

そのへんはウィキとかで読んで頂くとして。(いまウィキをみたら、没年が38歳で、私ひとつ違いで亡くなってることに驚いた)
私の個人的な思い出ばなしと体験を。

《道路と土手と塀(切通之写生)》は、まず美術の教科書で出会っていて、とてもステキだなあって思っていたんです。中学か高校かは忘れました。

で、たしか高校生のときにどこかの企画展?で実物をみて、感激したんですよね^^

そのときの私は、まだ受験とか関係なく部活で油絵をモリモリ描いていたころで、こういう素晴らしい作品を観るのはほんとうに面白かった。
この絵を観たときも「どーやってこういうふうに描くんだろ?」「いいなあいいなあ、私もこういうふうに描きたい」と、それこそ舐めるように貪欲に観た記憶があります。
(今思うと、若さゆえというか、怖いもの知らずというか、巨匠の作品をまるで「自分にもできる、射程範囲内」とばかりに思っていたフシもあり(笑)。だからこそ、今では考えられないような貪欲さで観ていたんだなあ、ヤング!)


さてさて、アラフォーの私が展示室の仕切りを曲がると《道路と土手と塀(切通之写生)》が目に飛び込んできて。
「あっ!!あなたは!!!」
いや~~~、びっくりしたなあ。そして、とってもうれしかった^^
けど、どこで観たのか全然思い出せなくて、、


でもたしか絵はがき買ったよな~。

高校生だったな、部活めっちゃ楽しかったな、油絵大好きだったな。

めっちゃ近くで観ると、筆の通り道とかがわかって、ツヤと色と同時に手の動きとかも想像したりして楽しいんだよな~。(いまもそうやって観るけど、このころからそうなのか~!)


こんな記憶が、再会した絵の前でパタパタと蘇ってきました。


記憶だともっと縦長の絵でした。
この、ずんずんと登りたくなる坂の伸びていくようなイメージが、そういう記憶にさせたんでしょうか。

解説を読むと、およそ100年前の代々木の風景だそう。そうなんだー!
そういうブラタモリ的な面白さを感じるのは、高校生の時にはなかった、今の私の観点なんだな。

ひさしぶりに観ても、やっぱり素晴らしかったです。
空の青、土の黄土色、草、砂利、影、、描かれたすべての色彩が美しく。
上品なツヤと、力強くて慎重な筆致。


色もマチエール(画肌)も、写真では到底!!体験できませんので、ぜひ実物をみていただきたいです。

※こちらで観られます。所蔵作品展 MOMATコレクションは11/9まで。見ごたえたっぷりでオススメ♪
↓ ↓ ↓ ↓


でね、もうひとつ、うれしかったことがあって。

それは、同行していた友人に「この絵、高校生のときに観てるんだ~!」「そのころ部活でめっちゃ油絵描いててね、、」と、再会のよろこびや思い出を話せたこと。
聞いてもらえて、うれしい気持ちを共有できて、さらにうれしくなりました^^

展覧会は一人でゆっくり観にいくことが多い私ですが、こうしてその場で、作品を目の前にして、しばし語らえたのはとってもよかった^^
たからものが二乗、三乗とふくらんでいくような、ステキなひとときでした。
好きを話すって、こんなにうれしいんだね。

そもそも、この友人が展覧会に誘ってくれたのがきっかけで再会できたわけなので、Sさん本当にありがとう~!!



ちょっと話が逸れるんですが、、
さいきんの私の中で、「出会いなおす」ということが頻発しています。

小さなころに好きだった物語に、たまたま本屋で目があって、なぜか涙がでてきてしまったり。(もちろん買って帰った)
久しぶりに会った中学の同級生に、あのころ話せなかったうち明け話をする機会ができて、あらためて自分が思っていたことを再認識したり。
先月ご紹介した遠藤利克展も、「出会いなおす」ひとときでした。

なんというか、これらはとても胸がふるえる体験です。

生きていて、よかったなあ。



ではでは、また!



◆◆◆◆募集中のイベント◆◆◆◆

◎鉛筆デッサンの会@四ツ谷
 9/18(月祝)9:30~12:30
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by nijiironijiiro | 2017-08-19 00:25 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
遠藤利克展ー聖性の考古学(埼玉県立近代美術館)に行ってきました。オススメです♩
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展覧会のレポートです(^-^)
遠藤利克さんの彫刻の展覧会に行ってきました。会場は北浦和の埼玉県立近代美術館。

とっても良かったです。

大きな彫刻作品が配置された会場を巡りながら、受け取る感覚や作者の言葉に浸ることが出来ました。

また、ずっと第一線を走っているアーティストの「現在」をまとめて観ることが出来たのも、臨場感というか、作者と作品の息吹をより感じられるようで楽しかった。

展覧会の概要なんかはサイトでチェックしていただくとして、、
(美術館HPのキャプチャ)
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ごくごく個人的な感想、体験を。

私にとって、遠藤利克さんって「モノ派の次の段階を模索する、黒くておっきな作品を作る人」という感じで、どこかで観たことある有名な現代アーティスト。くらいの認識だったんですね。

しかも、ガツガツと展覧会に行っていた美大生の頃の知識と印象で。
それを、20年近く経って、改めてじっくりと味わう機会が出来た。しかも、回顧展ではなくて、近作〜現在の展覧会。

あの頃たいして好きでもなかったけど、印象には残っていて。今の自分が興味を抱いて、プラリと観に行ってみた。

作品と出会うと同時に、浦島感というか、かつての自分に出会い直すようなひと時でした。

作品っていうのはずっと残る、作者は進化して行く、観る自分も時を経て変化して行く、、
時間とのランデブーを味わえるのも展覧会の醍醐味だなぁと思いました。

因みに、会場の埼玉県立近代美術館が、埼玉っこの私にとって小学生のころから馴染みのある場所でして、それも大いに影響していそうです。まあ、もういい歳になりつつあるので、色んな場所にそういう感覚はありますよね(^-^)

他にも、会場でこんなことを感じた、面白かった、、とか書こうと思いましたが、なんか未だ観てない人に悪いような気がして(笑)、また別記事で書こうかな。


展覧会や美術館っていうのは、極めて個人的な体験をするところだと思っています。
もっともらしい感想を抱く必要もないし、正解もなくて。
「現代アートってよくわからないから、、」と敬遠される方もいらっしゃるけれど、よくわからないままで、未知のものを味わってみるというのもまた一興(^-^)
観てみて「なんでこんなものをつくるんだ、、?」と思ったら、解説文や作者の言葉などが手がかりとして用意されていますよ。解説文を読んでチンプンカンプンでも全く問題ありません。「なんじゃそら!」とツッコミながら、それでも会場の空気や自分が味わった印象を楽しんだらいいと思います。

遠藤利克作品に初めて触れる方にも、いつか観たことのある方にも、とってもオススメです♩

のどかな公園の中にある美術館で、小さいけれど建物自体も面白くて、都心の展覧会場とはひと味違うロケーションもいいですよ(^-^)

8/31(木)迄ですので、ご興味ある方はお早めに。

↓ ↓美術館HP↓ ↓



ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-08-02 17:21 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
明日は鉛筆デッサン@四ツ谷♩そして、相棒を紹介

明日は、鉛筆デッサンの会@四ツ谷です♩
ただいま必要なものをパッキングして、準備しております(^-^)

いつも道具を運ぶのに活躍してくれている、相棒をご紹介します。

この方。
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バスケットのキャリーケースです♩

去年、友人宅で大事に保管されていたのを譲り受けて以来、デッサン会には欠かせないメンバーとなりました。
ちょうどスッポリ、デッサン会の道具が収まります。

ご参加くださっている皆様にはおなじみのガラガラキャリー。
(いつも運ぶのを手伝ってくださってありがとうございます!!)

つくりに対して荷物がヘビーな様で、ガラガラ引っ張るのにコツがいるんですが(笑)、かわいくて気に入って使っています。ステキでしょう?

ガラガラ部分を改良したいなあと思いつつ、何と無くそのまま。アンバランスな感じがかわいいような気がして。

とはいえ、壊れてしまっても困るので早々に何か手立てを打たねば。。
どなたか良い修理屋さんをご存知ないですか?


明日のデッサン会、まだお席がございます。
※キャンセルが相次ぎ、現在一名様のみのご参加です。マンツーマンのごとくアドバイスがうけられます!

今からでもお申し込みいただけますので、気になっている方はこの機会にぜひお越しください(^-^)


◎鉛筆デッサンの会@四ツ谷
 7/30(日)9:30~12:30
 モチーフは「卵」です♪

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現在うちのあたりは強い雨が降っています。
明日の予報は曇りですが、降ったりしそうですよね。

お越しになる皆様、どうぞ足元に気をつけていらしてくださいね。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております(^-^)


ではでは、また!























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by nijiironijiiro | 2017-07-29 15:19 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
通船堀のほとりから 7月
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暑中お見舞い申し上げます^^
毎日暑いですね。
水辺の美しい緑やいきものたちで、ちょっぴり涼を感じていただけたら嬉しいです。

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↑ 竹林の緑色、どっしり濃くなりまして、林の中はとてもさわやかです。

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↑ ・ハグロトンボ
  ・ヘビイチゴ
  ・桜の実(春に咲いてた桜です)

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↑通船堀公園から見て、芝川の向こう側の通船掘は現在補修工事中。

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↑ひ、日陰~!と思わず駆け寄りますと、ホントに涼しい。

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↑ ・ヒルガオ
  ・蝉っぽいたたずまいのアマガエル
  ・ムカゴの花と思われます

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↑12月、4月に行ったスケッチ遠足で描いたあたり

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↑じりじりと近寄って、トンボ撮影成功。ヤンマ系のでっかくて立派なお姿、カッコイイ!


めっちゃ暑いですけど木陰は心地よく、トンボやチョウ、鳥、夏の草花など楽しい自然の姿がたくさん味わえます。
網や虫かご持って遊びに来たい方は、ぜひご一報くださいませ^^


ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-07-23 20:18 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
「うんこ・ちんちん原理主義」
いきなり何のことだよ!っていうタイトルですが、、(笑)
これは、小学生男子のバイブル「月間コロコロコミック」編集部の基本方針だそうです。
コロコロコ編集長さんのすごくいいインタビュー記事を読んだので、ちょっとそのハナシを。。

↓ 面白いから是非よんでみて ↓


なんでこの記事を読むに至ったかというと、Facebookの私の個人アカウントで

「街角で見かけた小学生男子たちのバカバカしい替え歌が面白かった。歌の内容というか、そういう『イケナイとされているワードを連呼したいだけ』というその年代特有のパワーが駄々もれている様がナチュラルで、眩しくっておかしくって、凄く好きだ。」

というような長文の日記をつづったのですが、これに入ったコメントで「まさに。愛読書はコロコロ」というのがあって、そこで教えてもらった記事なんです。

この記事で、すごくいいなと思ったのは「そういうある特定の時代の男の子たちの聖域を、元少年である大人が守り続けているんだな」ということです^^

以下、記事より編集長さんの言葉を抜粋。


女の子は恋愛やオシャレなどに興味があるのに、男の子は漫画に「うんこ」や「ちんちん」が登場すると、ものすごく喜ぶ。時代が変わってもこうした傾向は同じで、編集部ではこのことを「うんこ・ちんちん原理主義」と呼んでいます。

学校に行くと、勉強が大変ですよね。塾に行くと、たくさんの宿題が出ますよね。このほかにも、子どもたちは友人関係や親子関係などで窮屈だなあと感じているのかもしれません。そうした気持ちをどのようにしたらやわらげることができるのか。どのようにしたら開放的な気分にさせることができるのか。そのひとつに「うんことちんちん」があるのではないでしょうか。

うんこ・ちんちんというワードは「大きな声で言えない」「大人に言ったら怒られる」といった後ろめたさを感じているのではないでしょうか。でも、漫画ではそれを存分に描く。そうした表現に触れることで、男の子はちょっとスッキリしたり、明るくなったりするんです。

基本的には、閉ざされた世界。大人が入り込みにくいので、子どもたちだけが楽しんでいる。といったこともあって、男の子たちも安心して読んでいるのではないでしょうか。

例えば、女の子に興味をもつと、『コロコロ』に掲載されている漫画を幼稚に感じるんですよね。
前月まで何度も繰り返して読んでいたはずなのに、今月は手にも取らない。昨日まで雑誌の中で夢を見ていたのに、急に目覚めてしまうような感覚ではないでしょうか。

『コロコロ』の読者は、うんちが好き、ちんちんが好き、ゲームが好き、オモチャが好きなのですが、人間は必ず成長します。成長して次の段階に入れば、『コロコロ』を卒業して、違う雑誌を読んでいただきたい。



なんていうか、そうだったのかー!!と思いました。
その世代の男子たちの「バカバカしさに一途な感じ」は以前から凄く好きで、見かけるとたいがい思わず笑ってしまうのですが、彼らが大好きなコロコロって何が描いてあるのか全然ナゾ、、というか聞いてもすぐ忘れちゃう感じの事だったんです、私にとって。(これは世の中の多くのお母さん、女子たちも頷くのでは?)

子供のころ、弟のジャンプは読んだけど、コロコロはあんまり??だった理由もコレなんだなぁ。

さらには元コロコロ愛読者の友人(男性、40代)からも「男の子はみんなコロコロを卒業していく。それまでの時代(うんこちんこ時代)を共に過ごしたコロコロは男子にとって戦友のような思いがあるんだよ。。」というようなコメントも入り、ああ、そうなんだな~って、ただただ思いました。



私には心底共感はきっとできない世界だけど、それを読んで楽しそうにしてる男の子たちの「幸せ」ってすごくいい!
そういう世界に安心して浸っていられる様子がキラキラとしているから、おもわず私もつられて笑ってしまうのですね^^
言っている内容が「うんこちんこetc...」だったとしても(笑)



ではでは、また!


童心にかえりたい方、是非どうぞ^^
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by nijiironijiiro | 2017-07-12 23:12 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
通船掘のほとりから 6月
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空梅雨気味でしたが、緑滴っております。
ここ数日はよく降って、ようやく梅雨らしいですね。
今月撮った通船掘〜芝川の様子です(^-^)


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・竹林の緑、キリッとみずみずしいです。
・涼んでるネコ、ゆるーり。
・美しい黒色の落し物。


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・手すりにひらり、カルガモ。意外と鳥っぽいこともするんですね(笑)
・4月のスケッチ遠足で描いた辺り。濃ゆくなってます。
・イネ科植物の花が開いて、鮮やかな黄色とオレンジがのぞいていました。


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もくもく、緑緑(りょくりょく)といった感じで、とっても眼に優しい(^-^)
美しいアゲハチョウや立派なトンボもたくさん飛んでいて、静かながらも生命感あふれる水辺です。
また皆さんをご案内して、この水辺を楽しみたいなぁ!秋ごろにまたスケッチ遠足やりますね♩



ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-06-28 18:57 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
絵の神さまのこと

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突然ですけど、絵の神さまっていると思うんです。
絵っていうか創造全般を加護してくれるような感じです。

窯元の登り窯とかを訪れると、「ああ、ここは火の神さまと土の神さまと、それを繋ぐ焼物の神さまがいるんだなあ」と感じます。別に何か視えたりしないんですけど(笑)

けど、きっと全てのアトリエ、工房、スタジオ、舞台、つくる人、奏でる人etc....に、そういう神さまがついてるんだと思います。


八百万の神様がいる日本の人だから、そう思うのかな?

画像は「千と千尋の神隠し」にでてくる神様たち。楽しそう(^-^)



以前、ちょっと弱ってしまったティーンの子がこんなことを話してくれました。その子は絵が好きなんだけど「描いてもいい加減なものしかできない。申し訳なくて、嫌で、恥ずかしくて、描きたいのに描けない」ということでした。

それで私は、「絵の神さまってそんなにケチじゃないよ。だから、大丈夫」というようなことを伝えました。

あとは、それだけが道じゃないから、とか、スランプって誰しもあるよ、描ける時は描けるから絶対大丈夫、も言ったかな。

その子は将来絵を職業にしたいと考えていて、生真面目さが焦りを産んでいるようでした。親御さんの期待に応えたい想いもあったと思う。だから、そういう「現実問題これが出来ていない、ヤバイ」みたいな悩みに対して「絵の神さま」とか言っても気休めにもならなかったかもしれない。

どのように伝わったのかはわからないんですが。

もうね、その焦りってめっちゃよくわかる!
私も浪人を許されていなかった美大受験のころ、すごーく焦って苦しかった。

あとね、社会人になってから忙しくってなかなか自分の制作ができなくて、その上いざ時間ができてやろうとすると何故か出来なかった。出来ても「こんなんじゃ、、ダメダメだー」と全く楽しくない。仕事はやれるのに。。っていう時期も結構あって、苦しかった。


受験期のプレッシャーは少し違うかもしれないけど、こういう時って大概、他人だけじゃなく自分に対しても見栄を張ってる時なんですよね。自分に課すハードルがめちゃくちゃ高過ぎるというか。身動き取れなくなっちゃう。これはマジ苦しい。

けどね、

マジ苦しくて、到底いい状態で描いた作品とは言えない、なんか呪ってるのか私は?って凹んじゃうとき。そういうダサい自分と作品に打ちのめされたときでも。
やっぱりそれも、絵の神さまは祝福してくれている。

若い頃は「よっしゃ!絵の神さまに恥じぬモノを作らなきゃ!きゃ!シャッ!」と思ってたんですけど、そうじゃなかった。
神さまに対してしなきゃいけないことなんてひとつもなかったし、恥ずかしいなんてこともなかったんですよね(^-^)

ペンでサッとひいた一本の線だって、描いたそばからクシャクシャっと丸めたくなる出来のものだって、なんでも、全て、絵の神さまに祝福されているよ。

それがストンと納得できたとき、私は本当に嬉しかった。


そりゃ、上達の過程で試練っぽくなることは往々にしてあるし、失敗を闇に葬ることをわざわざ推奨しませんが(笑)、そういう泥臭いかっこ悪いプロセスもひっくるめて祝福されていると、ふと思えたというか。

そういう体験に何度も助けられて、私はいま楽しく絵を描いています(^-^)

だから、実感を持って「絵の神さまはそんなにケチじゃないよ」って言えます。件のティーンに伝えたときよりも、更に深く。


というか、その時点の私も同じような焦りを持っていたんですよね(今も多少ある)。
にも関わらずあのとき「絵の神さまってそんなにケチじゃないよ」って自然に言えたのは、神さまからの大切なメッセージだったんでしょう(笑)ホントに!


あの子はいまどうしてるかな。
もうしばらく会っていないけど元気だといいな(^-^)



いろんな神さまがいるよね。
これはディスコの神さま。





ではでは、また!


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by nijiironijiiro | 2017-06-27 17:03 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
植物のこと
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紫陽花がキレイな季節ですね。
私は植物が大好きなので、紫陽花に限らず季節のお花って大体うれしい。
もっと言うと、お花だけじゃなくて蕾も花殻も実も種も葉っぱもツルも茎も枝も幹も根っこも落ち葉も、大体、ほとんど全部がうれしいです(笑)

木々の移ろう姿や、伸びゆくみずみずしさを見て、うれしい。

ステキな色カタチの花々を見て、香りを感じて、飾って、うれしい。

窓辺の植木鉢に水をやって、うれしい。

美味しい野菜を食べて、うれしい。

ハーブティや精油を味わって、感じて、うれしい。

もうもう、私にはうれしいことだらけです。

カラダもココロもお世話になりっぱなしですね。ありがたや〜!

植物の生命力ゆえの、怖さみたいなものも感じることもあります。

それは、五月くらいのグングンとたくましく伸びゆく頃の森。この頃の森っぽいところに長時間いると、私はなんか疲れた感じがするんですよね。


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↑左上:6月、右上:4月末、左下:4月初旬、右下:3月下旬。↑


5月くらいの植物って新芽のか弱さが消え、貪欲にあらゆるものを取り込んで生育していこうとする勢いがあるので、こちらのカラダが無意識に取り込まれないように防衛態勢になるから疲れるんじゃないかな?なんて思ってますが、どうでしょう。

それで私は、植物もガチで生きてるんだな〜〜ってことをしみじみと感じるんです。
よく言う「植物の癒し、恵み」っていうのは、フワフワと優しいだけじゃなくて、時におぞましい程の生命力が礎となってこそのものなんですよね。

でね、そういう事に思いを馳せて、またうれしいという(笑)

ちなみに、6月くらいになって生育がひと段落する頃には、前述の「吸収するぞぅー!」っていう外向きの勢いが落ち着いてる感じがします。
それよりも、葉の色を濃くしてもっと日光と仲良くなることや、実を成熟させることとか、そういう内向きな勢いになるからなんだろうな、、とこれまた思ってますが、どうでしょうか。


ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-06-20 16:55 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
このブログのこと
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「つれづれ」カテゴリーの記事を、モリモリ書いていくことにしました。
文章でも表現をしていきたいな、という気持ちになったからです(^-^)


このブログを始めたのが2010年で、なんと7年前。
教室のHPがわりにとりあえず開設して、その間更新したりしなかったり。
活動そのものも長らく休止することもありながら、それでもマイペースに続けてきて、もう7年も経ったんですね。

思えばその間ずっと、参加して下さる方、開催する場所、協力して下さる方などに恵まれてきた訳で、本当にありがたいことです。
改めてすべてのみなさまにお礼を申し上げます。ありがとうございます!!


で。
このブログは7年間、ほぼ告知と連絡と活動レポートに終始していましたが、最近元気になってきまして。
元気になってきたら、思いの丈やどうでもいいようなこともいろいろと綴りたくなってきました(笑)

そんなことの一環で、トップページをリニューアルしてみたり鉛筆デッサンの会のことを熱く語ってみたわけです。(→この記事

とはいえ、私は文章を書くのにエライ時間を要するタイプなので、まとまらなかったり飽きたりして、結局そんなにやらないのもしれません。

生温かく見守って頂ければ幸いです。


写真は「書店でチラ見した『うんこドリル』を思い出しクスクスしながら撮ったイチョウの木」です。

ああ、イチョウの葉っぱがまた大きくなってるなーという感動と同時に、先刻見たうんこドリルを思い出しているという。。

同時多発的に、多様なものが生まれひしめく我が心と脳みそです。
、、って、何のハナシ?
思いの丈ってこういうこと?
そうかも(笑)



ではでは、また!


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by nijiironijiiro | 2017-06-11 21:50 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
ラジオでスケッチ遠足のことを話していただきました♡
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先月に行ったスケッチ遠足(→レポ)のことを、参加者のせいこさんがご自身でパーソナリティをされているラジオにてお話ししてくださいました♡

その名も「ことほぎラジオ」。
せいこさん、ふくだけいさん のお二人が、好きなもののことや楽しかったことの話を起点に、自由きままにおしゃべりするラジオです。


▼視聴はこちらから▼

ゆったり心地よくもあり、ふと感受性の琴線や知的好奇心を刺激するフレーズがあったり。
とってもいいラジオなので、ぜひ聴いてみてね♩作業や家事のBGMにもぴったりです。



いやあ、せいこさんが開口一番スケッチ遠足のことを「すっごく楽しかったのー!」と話してくれていて、本当に嬉しかったなあ(^-^)

あと、
「大人になってみて改めて描いてみると、いろいろ出来るようになってた」
とか
「久しぶりに絵(風景スケッチ)を描いてみて、行きと帰りで景色の見え方が変化したっていう体験が面白かった」
なんてことを、本当に楽しそうに話してくれていて。教室冥利につきます(^-^)やっててよかったー!

ラジオでは、その話がけいさんの「絵の声を聴く話」に発展して行くんだけど、このくだりは私も加わっておしゃべりしたい、くぅ〜!って思いました。

私が日ごろ気になってたり、大事だなぁって思ってたことと、とても近い感じがして。
そういう内容を誰かが言語化して、しかもすごく自然な音声として受け取れたのは、とってもよかった。

この辺りの感想や考察は、また改めて書いてみようかなぁ。


てな訳で、「ことほぎラジオ」をぜひ聴いてみてくださいね〜(^-^)


▼視聴はこちらから▼

ではでは、また!



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 5/28(日)9:30~12:30
 テーマは「自画像」です♪

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by nijiironijiiro | 2017-05-15 15:58 | つれづれ | Trackback | Comments(0)