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岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》に再会したこと

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先日行った美術館で、昔好きだった絵とおよそ20年以上ぶりに再会しました。
あまり下調べせずふらりと行ったコレクション展だったので、意外な再会がすっごくうれしかった^^
場所は竹橋の東京国立近代美術館。
なんと、このフロアはフラッシュを使わなければ撮影OKなのでした。
最初の画像は、喜んで写真を撮る私。一緒に行った友人が撮ってくれました^^



その絵はこちら。

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岸田劉生(1891‐1929)
《道路と土手と塀(切通之写生)》
1915年 油彩、キャンバス56×53 cm


喜びに手が震え、どうにもゆがんだ長方形に撮れてしまいましたが、、笑
私がこのまえ観た、額に飾られたところを綴りたいので、この写真でご紹介します^^


もうちょっとちゃんとした画像と作品解説は、こちらのサイトがわかりやすいと思います。
 → 鑑賞教育キーワードmap



岸田劉生といえば、《麗子像》が有名な大正~昭和初期の画家です。
この《道路と土手と塀(切通之写生)》も、かなり有名な作品で教科書に載ったりしています。ご存知の方も多いかと思います^^
 → ウィキペディア 岸田劉生

そのへんはウィキとかで読んで頂くとして。(いまウィキをみたら、没年が38歳で、私ひとつ違いで亡くなってることに驚いた)
私の個人的な思い出ばなしと体験を。

《道路と土手と塀(切通之写生)》は、まず美術の教科書で出会っていて、とてもステキだなあって思っていたんです。中学か高校かは忘れました。

で、たしか高校生のときにどこかの企画展?で実物をみて、感激したんですよね^^

そのときの私は、まだ受験とか関係なく部活で油絵をモリモリ描いていたころで、こういう素晴らしい作品を観るのはほんとうに面白かった。
この絵を観たときも「どーやってこういうふうに描くんだろ?」「いいなあいいなあ、私もこういうふうに描きたい」と、それこそ舐めるように貪欲に観た記憶があります。
(今思うと、若さゆえというか、怖いもの知らずというか、巨匠の作品をまるで「自分にもできる、射程範囲内」とばかりに思っていたフシもあり(笑)。だからこそ、今では考えられないような貪欲さで観ていたんだなあ、ヤング!)


さてさて、アラフォーの私が展示室の仕切りを曲がると《道路と土手と塀(切通之写生)》が目に飛び込んできて。
「あっ!!あなたは!!!」
いや~~~、びっくりしたなあ。そして、とってもうれしかった^^
けど、どこで観たのか全然思い出せなくて、、


でもたしか絵はがき買ったよな~。

高校生だったな、部活めっちゃ楽しかったな、油絵大好きだったな。

めっちゃ近くで観ると、筆の通り道とかがわかって、ツヤと色と同時に手の動きとかも想像したりして楽しいんだよな~。(いまもそうやって観るけど、このころからそうなのか~!)


こんな記憶が、再会した絵の前でパタパタと蘇ってきました。


記憶だともっと縦長の絵でした。
この、ずんずんと登りたくなる坂の伸びていくようなイメージが、そういう記憶にさせたんでしょうか。

解説を読むと、およそ100年前の代々木の風景だそう。そうなんだー!
そういうブラタモリ的な面白さを感じるのは、高校生の時にはなかった、今の私の観点なんだな。

ひさしぶりに観ても、やっぱり素晴らしかったです。
空の青、土の黄土色、草、砂利、影、、描かれたすべての色彩が美しく。
上品なツヤと、力強くて慎重な筆致。


色もマチエール(画肌)も、写真では到底!!体験できませんので、ぜひ実物をみていただきたいです。

※こちらで観られます。所蔵作品展 MOMATコレクションは11/9まで。見ごたえたっぷりでオススメ♪
↓ ↓ ↓ ↓


でね、もうひとつ、うれしかったことがあって。

それは、同行していた友人に「この絵、高校生のときに観てるんだ~!」「そのころ部活でめっちゃ油絵描いててね、、」と、再会のよろこびや思い出を話せたこと。
聞いてもらえて、うれしい気持ちを共有できて、さらにうれしくなりました^^

展覧会は一人でゆっくり観にいくことが多い私ですが、こうしてその場で、作品を目の前にして、しばし語らえたのはとってもよかった^^
たからものが二乗、三乗とふくらんでいくような、ステキなひとときでした。
好きを話すって、こんなにうれしいんだね。

そもそも、この友人が展覧会に誘ってくれたのがきっかけで再会できたわけなので、Sさん本当にありがとう~!!



ちょっと話が逸れるんですが、、
さいきんの私の中で、「出会いなおす」ということが頻発しています。

小さなころに好きだった物語に、たまたま本屋で目があって、なぜか涙がでてきてしまったり。(もちろん買って帰った)
久しぶりに会った中学の同級生に、あのころ話せなかったうち明け話をする機会ができて、あらためて自分が思っていたことを再認識したり。
先月ご紹介した遠藤利克展も、「出会いなおす」ひとときでした。

なんというか、これらはとても胸がふるえる体験です。

生きていて、よかったなあ。



ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-08-19 00:25 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
絵の神さまのこと

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突然ですけど、絵の神さまっていると思うんです。
絵っていうか創造全般を加護してくれるような感じです。

窯元の登り窯とかを訪れると、「ああ、ここは火の神さまと土の神さまと、それを繋ぐ焼物の神さまがいるんだなあ」と感じます。別に何か視えたりしないんですけど(笑)

けど、きっと全てのアトリエ、工房、スタジオ、舞台、つくる人、奏でる人etc....に、そういう神さまがついてるんだと思います。


八百万の神様がいる日本の人だから、そう思うのかな?

画像は「千と千尋の神隠し」にでてくる神様たち。楽しそう(^-^)



以前、ちょっと弱ってしまったティーンの子がこんなことを話してくれました。その子は絵が好きなんだけど「描いてもいい加減なものしかできない。申し訳なくて、嫌で、恥ずかしくて、描きたいのに描けない」ということでした。

それで私は、「絵の神さまってそんなにケチじゃないよ。だから、大丈夫」というようなことを伝えました。

あとは、それだけが道じゃないから、とか、スランプって誰しもあるよ、描ける時は描けるから絶対大丈夫、も言ったかな。

その子は将来絵を職業にしたいと考えていて、生真面目さが焦りを産んでいるようでした。親御さんの期待に応えたい想いもあったと思う。だから、そういう「現実問題これが出来ていない、ヤバイ」みたいな悩みに対して「絵の神さま」とか言っても気休めにもならなかったかもしれない。

どのように伝わったのかはわからないんですが。

もうね、その焦りってめっちゃよくわかる!
私も浪人を許されていなかった美大受験のころ、すごーく焦って苦しかった。

あとね、社会人になってから忙しくってなかなか自分の制作ができなくて、その上いざ時間ができてやろうとすると何故か出来なかった。出来ても「こんなんじゃ、、ダメダメだー」と全く楽しくない。仕事はやれるのに。。っていう時期も結構あって、苦しかった。


受験期のプレッシャーは少し違うかもしれないけど、こういう時って大概、他人だけじゃなく自分に対しても見栄を張ってる時なんですよね。自分に課すハードルがめちゃくちゃ高過ぎるというか。身動き取れなくなっちゃう。これはマジ苦しい。

けどね、

マジ苦しくて、到底いい状態で描いた作品とは言えない、なんか呪ってるのか私は?って凹んじゃうとき。そういうダサい自分と作品に打ちのめされたときでも。
やっぱりそれも、絵の神さまは祝福してくれている。

若い頃は「よっしゃ!絵の神さまに恥じぬモノを作らなきゃ!きゃ!シャッ!」と思ってたんですけど、そうじゃなかった。
神さまに対してしなきゃいけないことなんてひとつもなかったし、恥ずかしいなんてこともなかったんですよね(^-^)

ペンでサッとひいた一本の線だって、描いたそばからクシャクシャっと丸めたくなる出来のものだって、なんでも、全て、絵の神さまに祝福されているよ。

それがストンと納得できたとき、私は本当に嬉しかった。


そりゃ、上達の過程で試練っぽくなることは往々にしてあるし、失敗を闇に葬ることをわざわざ推奨しませんが(笑)、そういう泥臭いかっこ悪いプロセスもひっくるめて祝福されていると、ふと思えたというか。

そういう体験に何度も助けられて、私はいま楽しく絵を描いています(^-^)

だから、実感を持って「絵の神さまはそんなにケチじゃないよ」って言えます。件のティーンに伝えたときよりも、更に深く。


というか、その時点の私も同じような焦りを持っていたんですよね(今も多少ある)。
にも関わらずあのとき「絵の神さまってそんなにケチじゃないよ」って自然に言えたのは、神さまからの大切なメッセージだったんでしょう(笑)ホントに!


あの子はいまどうしてるかな。
もうしばらく会っていないけど元気だといいな(^-^)



いろんな神さまがいるよね。
これはディスコの神さま。





ではでは、また!


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by nijiironijiiro | 2017-06-27 17:03 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
植物のこと
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紫陽花がキレイな季節ですね。
私は植物が大好きなので、紫陽花に限らず季節のお花って大体うれしい。
もっと言うと、お花だけじゃなくて蕾も花殻も実も種も葉っぱもツルも茎も枝も幹も根っこも落ち葉も、大体、ほとんど全部がうれしいです(笑)

木々の移ろう姿や、伸びゆくみずみずしさを見て、うれしい。

ステキな色カタチの花々を見て、香りを感じて、飾って、うれしい。

窓辺の植木鉢に水をやって、うれしい。

美味しい野菜を食べて、うれしい。

ハーブティや精油を味わって、感じて、うれしい。

もうもう、私にはうれしいことだらけです。

カラダもココロもお世話になりっぱなしですね。ありがたや〜!

植物の生命力ゆえの、怖さみたいなものも感じることもあります。

それは、五月くらいのグングンとたくましく伸びゆく頃の森。この頃の森っぽいところに長時間いると、私はなんか疲れた感じがするんですよね。


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↑左上:6月、右上:4月末、左下:4月初旬、右下:3月下旬。↑


5月くらいの植物って新芽のか弱さが消え、貪欲にあらゆるものを取り込んで生育していこうとする勢いがあるので、こちらのカラダが無意識に取り込まれないように防衛態勢になるから疲れるんじゃないかな?なんて思ってますが、どうでしょう。

それで私は、植物もガチで生きてるんだな〜〜ってことをしみじみと感じるんです。
よく言う「植物の癒し、恵み」っていうのは、フワフワと優しいだけじゃなくて、時におぞましい程の生命力が礎となってこそのものなんですよね。

でね、そういう事に思いを馳せて、またうれしいという(笑)

ちなみに、6月くらいになって生育がひと段落する頃には、前述の「吸収するぞぅー!」っていう外向きの勢いが落ち着いてる感じがします。
それよりも、葉の色を濃くしてもっと日光と仲良くなることや、実を成熟させることとか、そういう内向きな勢いになるからなんだろうな、、とこれまた思ってますが、どうでしょうか。


ではでは、また!



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by nijiironijiiro | 2017-06-20 16:55 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
おすすめリンク

思いつくままに、随時追加・更新してまいります。
★2017/05/13更新★
<きく>カテゴリに「ことほぎラジオ」を追加しました。



<つくる>
・画材なび
「アートなび」のコンテンツのひとつ。画材のことを丁寧に解説。



<みる>
・TOKYO ART BEAT
首都圏のアートイベント、スポットの情報サイト。



<きく>
・ことほぎラジオ
アートを愛する せいこ・ふくだけい の2人が自分の好きなことを話したり聴いたりするラジオ。全十二回。



<しぜん>
・AstroArts-星空ガイド
今月の星空を解説。都会でも、観察してみるといろいろみえてきます。
・虫navi
なんと1500種以上もの虫をオリジナルの写真で紹介しているページ。
・雲の種類とその特徴を教えてください。
理科年表オフィシャルサイトのFAQコーナーの1ページ。
・プロジェクト・ワイルド
アメリカ発祥の環境教育プログラム。
・NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)
広く自然体験活動の普及に貢献できる仕組づくりを進めるための団体。
・四季の山野草
植物図鑑サイト。検索方法と画像の多さは圧巻。



<つくるひと>
・KUMICOV. COM
イラストレーター さかき くみこさんのHP。
・kissani
テキスタイルデザイナー 関根 朋美さんのブランド「kissani」のHP。
・bird songs
造形作家 マスミツ ケンタロウさんの作品のページ。(音あり)
・くらりか
紙工作家 佐久間 希さんのホームページ。
・Mai Suzno
イラストレーター&グラフィックデザイナー鈴野麻衣さんのブログ。
・Mika Furusawa
イラストと絵本をつくっている古澤美佳さんのブログ。
・TAKAYO AKIYAMA
ロンドン在住のグラフィックデザイナー秋山貴世さんのホームページ。
・森宏のページ
イラストレーター森 宏さんのホームページ。



<きょうしつ>
・こども美術教室 art SIZE
幼稚園児~小学生を対象に多摩地域や都内で展開している教室です。
・絵画造形教室 アトリエ ジムズ
小田急線「梅ヶ丘駅」の、3歳から小学生対象の絵画造形教室。























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by nijiironijiiro | 2017-05-13 13:13 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
なんで教室をやっているのか
Twitterで目に飛び込んだ名言から思うところがあったので、したためてみます
(^-^)

ーーーーーーーーーーー
デザインとは最適なものをつくる喜びであり、最適なものを使う喜びを味わうことです。そしてそれを通して自分たちの生活の品質に対する認識を深めていく営みです。原研哉
ーーーーーーーーーーー


なんと清々しい在り方。
シンプルで、基本的で、さわやか(^-^)

コレって、いわゆるモノや空間のデザインのみならず、人生においても言えると思うんです。

こんな風に。


「喜び」を起点に、「つくる」「使う」といった行動をする生活を味わい、日常を深める営み。イコール、自分の佳き人生をつくる(デザインする)こと。


みたいな。

かなり意訳というか、私の思いにに引き寄せてますけど、すごく大事だと思うし、共通するコアな部分だなーと。


名言で言っている「最適なもの」というのは、「自分にとって」そうであることが基本だろうなと思います。

当たり前っちゃ当たり前のことなのかもしれません。

けれど、忙しない社会生活の中で、結構見失いがちなことでもあると思います。少なくとも、私はそうでした。
世間とか見栄とかに引っ張られて、そういうさわやかな感じからかけ離れること幾多でして。。(笑)その時はまったくもってしんどかったし、カッコ悪かったなぁと(笑)


でね、
何がタイトルに関係あるかと言うと、

佳き人生をつくるにあたり、「絵を描く」「手を動かして何か作る」時間を持つことはとっても有効である、と私は思っていて

そういう時間を持つきっかけづくりの場を作りたくて、この教室を始めたんだよね、、

と、名言から改めて思い起こしたのでした。

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(懐かしい過去のWSの様子をいくつか)


ここで言う有効っていうのは、別に「スキルを身につけて将来手に職をつけよう!」みたいなことじゃなくて、

・好奇心や喜びを起点に動くこと。
・「こうしよう」「こうしたい」の為の試行錯誤は、実は楽しい。紙の上は自由!
・夢中、無心になれるひととき。
・モチーフや素材、フィールドとして自然に触れられるとなお良し。

などが味わえることがすごく有効♩ということです。

その上で、
教育学で言う「子どもの創造性を育む」ものとして捉えたらいいし、
おとなのデッサンなら「よりイイ完成イメージ(上達)」に繋げていけたらいい。


私は「自分のために描く・つくる」を日常的に楽しむことを、老若男女問わずみんなに超プッシュしたいっっ! !


ふーε-(´∀`; )


「大切にしていること」という記事でも、こういうことを長々と綴っているのですが、時間を経て私の中で整理された感じがしたので、また長々と(笑)書いてみました。

ここまで書くのに、超時間かかっちゃったよ。しかも最後の方、なんか雑だし(笑)まあよい。


気の向くまま、つれづれと、アップしてみます(^-^)

ここまで読んでくださった方、!
拙い記事にお付き合いいただきありがとうございます😊


ーーーーーーーーーー
明日3/26の鉛筆デッサンの会@四ツ谷、
まだお席がございます。
お気軽にご参加下さい♩
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのほイベント情報はコチラをごらんください。

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出張授業については、nijiirotamagonomail★gmail.com(★を@に変える)までお問い合わせください。

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by nijiironijiiro | 2017-03-25 10:10 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
大切にしていること
f0224207_5425899.jpg感受する喜び
「なんだか空気が春っぽくなってきたね」
など、ふとしたときに感じるちょっとうれしいこと。
そんなことの多くは「頭」からではなく、
肌の感触や匂い、視覚などの「感覚」から入ってくるものではないでしょうか。
その感覚を頼りに周りをよくみたら、小さな花を見つけて更にうれしくなったり、はたまた何かのアイディアを得たり・・・。
こんな喜びは、なんでも感受できることから始まるのだと思います。



f0224207_23591871.jpgみる、さわる、つくる楽しさ
いくつになっても、ものごとをよく観る、実際に触れる、何かを作り上げていくという体験はとても楽しいこと。そして、楽しいだけでなく非常に重要です。
多くの感触や色合い、感情などを受け取る「感受性」をひろげるチャンスだからです。
また、作り上げた「達成感」は気持ちを豊かにしてくれますし、それを身近な人へ「できたよ!」と報告するのも嬉しいですよね。
どんなことでも、このような体験は心の栄養になることでしょう。



f0224207_5434158.jpg表現の喜び
見る、聞く、味わう、触れる。
うれしい、悲しい、楽しい・・・。
自らの感覚を通じて何かを感じ取ったら、思わず表現したくなります。
「おいしいね!」と声に出して伝えてみたり、
はたまた人知れず日記につづってみたり。
何かを伝えるにも、記録をするにも、なんらかの表現手段が必要です。
そのような表現手段のひとつが、絵や工作です。
絵の具や素材にのせて自分の思うところを出してみる、というのは、とってもウレシイことだと思うのです。



f0224207_544020.jpgひと、もの、しぜんとのふれあい
人、物、自然、というと、この世のほとんどすべてを言い表してしまいますね。
この世のすべて、なんていうと途方もない感じですが、どんな人でも、これらにはいろんなかたちで接点があるのではないでしょうか。
家族や友達、ご近所さんなどの身近なひとたち。
いつも使っているペンや包丁、パソコンなどの沢山のもの。
毎朝見かけるスズメや植物、土や空だって、しぜん。
こうしたものにできるだけ実際にふれてみましょう。
どんなときも、素晴らしい発見の宝庫ですから。
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by nijiironijiiro | 2010-03-14 03:09 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
講師プロフィール
f0224207_5575313.jpg講師:丸子 久美子(まるこくみこ)

武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒。
2002年より7年間、(株)自然教育研究センターにて環境教育に携わる。都市公園や飼育施設で、身近な生き物や植物とビジターを仲良しにする自然解説員(インタープリター)として活躍。
2010年、感性の教育をめざし「にじいろたまご」を立ち上げる。
庭の植物、ハーブ、都市部や郊外の身近な生き物が得意。



●メッセージ
環境教育の現場で仕事をしていた中で、感じたことがあります。
それは、自然を感じたり知ることによって、
何かを創るために欠かせない「観察力」や「想像力」は
どんどん豊かになっていく!ということでした。

これは私自身が実感するところでもありましたし、
実際に自然に触れて開眼していくビジターを何人も見ました。
とくに、小さなお子さんに多く見受けられたと思います。
一緒に生き物を観察してスケッチしてみると、
ごくごく小さなお子さんが、お母さんも驚くほどの集中力で
見事な作品を仕上げることもしばしばありました。

このような経験から私は、つくづく感じました。
「何かに触れて知る楽しさ」
「観察する喜び」
「自由に想像すること」
を、より多く得られるような機会が人にはとっても大切で、
この「きっかけづくり」こそ、
大人が子どもに対してできる一番のことなのだと。

そして、こうした
知性や創造力が育つような土壌=「感性」
を耕す「きっかけ」は日常のいたるところに潜んでいて、
なかでも「自然」というのは最良のテーマなんですね。


以上のことをふまえつつ、
環境教育の現場での経験と、絵を描いてきた経験をもとに
教室を立ち上げることにしました。
自らの感覚を総動員させる「造形」と、
無限の発見がある「自然」をテーマとして活動していきます。


時には「自分の好きな色を思い切り塗る」のもいい。
またある時には「とことんよく観てガッツリ描いてみる」のもよし。

そのきっかけを自然からもらうことで、
楽しい時間や豊かな感受性がもたらされることでしょう。
そして、このように磨かれた感性は、本人を潤すだけでなく、
その周りの人たちやものごと、
もっともっと大きな存在-地球環境をも癒してくれるのではないでしょうか。


少しでも「きっかけづくり」がお手伝いできたらと思います。
できれば親子参加で体験を分かち合って、楽しんでもらえるといいな。
そのような企画を、これからどんどん行っていきたいと思います。

どうぞ、よろしくおねがいいたします!



●所有資格
学芸員資格
NPO自然体験活動推進協議会(CONE) 自然体験活動指導員
プロジェクト・ワイルド エデュケーター
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by nijiironijiiro | 2010-03-10 03:09 | 講師プロフィール | Trackback | Comments(0)