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熊谷守一 生きるよろこび(東京国立近代美術館)に行ってきました。オススメです♩

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「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」展を観に行きました。
非常に良くて、会期中に必ずもう一度足を運ぼうと思った次第です。

場所は東京国立近代美術館。3月21日(水祝)までの開催です。



熊谷守一について、展覧会についてはリンク先の情報を見ていただくとして、、
私の感想を書いていきます^^

まず、私とクマガイさん。
熊谷守一さんについては「日本における洋画・油絵の明瞭に学び、長生きしてステキな絵を沢山描いたお爺さん」という感じで、青年期の絵の具が劣化して赤茶けてる黒っぽい作品と、晩年のベタ塗りの作品をいくつか知っている程度。

晩年のさりげない自然物を描いた作品はすごく好みで、今回の展示を去年からとっても楽しみにしていました^^

展示では、とにかく沢山!の油彩画が観られて、それだけで嬉しくて胸アツでした。もう嬉しさで、最初から目がウルウルしておりました。

丁寧に青年期からの制作の変遷が辿られており、それを知ることができてよかったです。
「ああ、こんな風にその時その時に『やってみたこと』が重なっていって、晩年のスタイルや人生を形成していったんだ、、」と静かに感動しました。

ああ、ほんとに観られてよかったなー!



ここからは展示内容に具体的に触れて行くので、これから観に行く方で「あまり前情報を入れないで観に行くタイプ」の方は、行ってから読んでね^^

展示室は大きく三つのセクションに分かれており、

1、闇の守一 1900~10年代
2、守一を探す守一 1920~50年代
3、守一になった守一 1950~70年代

というタイトルで構成されています。
とてもシンプルかつ明瞭なエリア分けで、どのセクションも守一さんの人生と画業にじっくりと浸り、思いをはせることができました。


いいなと思った作品はたくさんあるのですが、その中で2点、制作に10年費やされているものがありました。

コレとコレ↓
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(左)「裸婦」1930〜1940
(右)「白い蝶」1940〜1950

図版ではよくわからないですが、実物は「こっくり、しっかりと塗りこまれた絵の具」を感じることができました。
観たときに「ん?この作品ってほかに比べてすごくしっかり塗られてる感じ、、」と思って作品キャプションをみると、どちらも制作年数が10年ということが判り、なるほど、、と。

どちらも絵の具の厚みは明瞭ですが、
「裸婦」の方は模索を沢山した感じが伺え、
「白い蝶」の方は痕跡がわからないほどにフラットに仕上げられている。

そして、年代が1940年の前後10年づつ。

それぞれ、どのような10年に渡る制作が続けられたのでしょうか。

他の作品と並行しながら、どんどん変化していったのだろうな。
いや、意外とすごく時々しか手を入れていないのかもしれない。。
などなど、そのキャンバス(板)の上で行われたであろう、守一さんのさまざまな動きに思いをはせるのでした。



おびただしい数の作品に描かれた風景や草花、いきものたちを、まるで守一さんと一緒に外を歩きながら見つけているような気持ちになりました。

「あ、カタバミが咲いてるね、イヌノフグリも!」
「雪の積もった枝、キレイねえ!」
「あの岩のところ、潮が引くとあんななんだねえ」
「あ、あのネコ寝てるね」

などとおしゃべりしながら。

旧知の人と楽しくお散歩しているかのような幸せ感でした。
私は散歩が大好きなので、これまた至福のひと時でした。



ちょっと不思議な体験もしました。

三番目のセクション、「3、守一になった守一 1950~70年代」というエリアに入った途端、ブーン、ブワーンという感じで、すごく美しい結界内に入り込んだような体感があり、、

沢山の作品が並んだ壁面が遠目に入っただけで、胸が温かくなり涙が出てきました。

そして、驚いて振り返るとセクションのはじめの解説パネルがあって、「守一になった守一」と銘打ってあって、追い討ち!!で目頭がさらに熱くなりました。

、、、びっくりしました!
本当に、まるで少年漫画などで描かれるシールドとか結界といった感じで、明らかに空気が一新したように感じたのです。
空気にさわれる、、みたいな感じだった。

あくまで私個人の体験ですが、こういうことってあるんですねぇ^^



はー、長くなったけど、感じたこと書けましたー!
よかったよかった^^

私は絵が好きで、描くことができて、観ることができて、本当に幸せだなぁと思えました。

展覧会をご覧になった方、ぜひお話聞かせてくださいね。


私はもう一度行ったら、そのときはどんな風に感じるのかな。
1回目はあまりに嬉しくて音声ガイドなど借りる余裕もなかったので、2回目はトライしたいなあ。


あ、もうすぐ熊谷守一さんの映画も公開されますね!
こちらもとても楽しみです。
映画「モリのいる場所」(2018年5月公開)


展覧会の音声ガイドは、熊谷夫妻を演じた山崎努さん、樹木希林さんの声だそうで、これまたすごく良さそうですよねえ。



図録の様子もすごくよくて、持ち帰るのがうれしくなりました^^
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天国のクマガイさん、
東京国立近代美術館のみなさま、
すてきな体験をありがとうございました!



ではでは、また!


のどかな景色の中で、クマガイさんみたいな気持ちになれそうですよ♪
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by nijiironijiiro | 2018-02-21 12:21 | つれづれ | Trackback | Comments(0)
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