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デッサンとクロッキーの違い

デッサン教室、クロッキー教室をご紹介すると、
意外と訊かれるのが
「それって、どう違うの?」ということです。

ざっくり言うと

・デッサンは、じっくり細かく。
・クロッキーは、すばやくおおまか。

という感じ。

今日はその辺りを解説してみようと思います^^



デッサンも、クロッキーも、どちらも習作と呼ばれるもので、絵描きにとって「筋トレ」みたいなものです。

で、
デッサンはじっくりと描写を重ねていくもので、
クロッキーはシンプルな線で全体を捉えてどんどん描き出してみるものです。

かける時間も全然違い、
デッサンは何時間もかけて一枚を仕上げていくのに対し、
クロッキーは一枚あたり5分程度で、クロッキー会では時間を計りながら描くことが多いです。


↓ ↓ デッサン ↓ ↓
デッサンとクロッキーの違い_f0224207_21045197.jpg


↓ ↓ クロッキー ↓ ↓
デッサンとクロッキーの違い_f0224207_14390959.jpg


その出力の仕方は違う
(じっくり細かくorすばやくおおまか)のですが、
どちらも「対象を捉える力」を養います。

それによって、描く人にはさまざまなことが蓄積されていきます。

元々、西洋美術における伝統的な習作です。
写真技術が発明される以前、絵画や彫刻などの表現には「リアルさ」が必要でした。
(レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な作品などを思い浮かべてみてください。)

なので、このようにしてトレーニング・情報集積を重ね、陰影の感覚やフォルムを捉えた表現力を養い、テンペラ画や油絵などの制作に活かしたのでした。


そして現代。
いにしえの工房で貴族から注文された肖像画を描く、、なんてことは滅多にありませんが、
「描く目を養う」手段として、デッサンやクロッキーは美術教育の中で取り入れられています。

カメラで捉えられた世界のトレースではなく、
自分が見たものやイメージしたものを、自分で描き出したい時に
デッサンやクロッキーで培われたものは、とても力になります^^

これは、道具がアナログでもデジタルでも共通していて、
「描く目」に基づいて道具を駆使して表現していくんですね。


そしてなにより、これから絵を描いてみたい人が
「見る楽しさ、描く楽しさ」を体感するのにも最適なレッスンです。

回を重ねていくごとに発見がありますし、必ず上達していきますから^^

そんな楽しさをお伝えできたらという思いで、にじいろたまごでは初心者歓迎の教室を開催しております^^



「デッサン教室」と「人物クロッキー教室」、どちらがいいかなとお悩みの方は、以下の点をご参考にされてください。


デッサン教室は、、
・じっくりと絵を描く時間を楽しみたい方
・丁寧に描くことをやってみたい方
におススメ。


人物クロッキー教室は、、
・のびのびと線をひいてみたい方
・人物を描いてみたい方
におススメ。


どちらも未経験の方でも楽しんでいただけるよう、全力でサポートしております!
どうぞ安心していらして下さいね^^

みなさまと「描くよろこび」をわかちあえるのを、楽しみにしています。



今後のデッザンとクロッキーの予定はコチラです♪
リンク先のpeatixよりお申し込み下さい。


●6/24(日)
人物クロッキーの会 @千駄木 ~”描ける”自分に出会うレッスン~

・10:00~13:00(180分コース)
※募集中→こちらから


●7/12(木)
鉛筆デッサン教室@千駄木
〜アタマほぐれる瞑想デッサン〜
・11:00~12:30(90分コース)
※募集中→こちらから


●7/29(日)
鉛筆デッサン教室@千駄木
〜アタマほぐれる瞑想デッサン〜
・10:30~13:30(180分コース)
※募集中→こちらから


●9/6(木)
鉛筆デッサン教室@千駄木 〜アタマほぐれる瞑想デッサン〜
・19:00~20:30(90分コース)
※募集中→こちらから


●9/22(土)
鉛筆デッサン教室 @千駄木 〜アタマほぐれる瞑想デッサン〜
・10:00~13:00(180分コース)
※募集中→こちらから



みなさまのご参加をお待ちしております♩
























by nijiironijiiro | 2018-06-20 21:50 | つれづれ
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