フォトグラファー杉本博司さんがオルセー美術館で、クールベの海の表現やご自身のライフワークの海の写真、
写真や絵画の表現について熱く語っています。
全編英語。字幕あり。
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教科書などでお馴染み、
ギュスターヴ・クールベの『波』。
今でこそ名画として殿堂入りしているものですが、
当時は誰も見たことがないような革新的なものでした。
『ロマン主義』『新古典主義』といった
形式的、権威主義的、歴史的な
美化や装飾を施した絵画が当たり前だった時代に、
クールベは『写実主義』という
ありのままをリアルに描く絵画を提唱します。
当然、保守的な社会に物議を醸すわけですが、
クールベの絵は100年後の印象派の画家たちに大きな影響を及ぼし、
西洋美術全体の流れに関与するほどの重要な作家となりました。
そして、杉本博司さん。
日本を代表する現代アーティストのお一人です。
日本をはじめ、世界各地の海を同じ構図で捉えた
ライフワーク『海景』シリーズは
ミニマリズム、コンセプチュアルといった現代アートの展覧会で
一度は見たことがあるのではないでしょうか。
また、伝統技法や芸能、現代アートや舞台芸術などの
振興と発展のための活動も精力的にされていて、
芸術文化への知見も深い方です。
そんな杉本さんが語る、
クールベの作品と自身の写真表現のこと。
ぜひ聴いてみてください^^
大人向けの動画。
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